高齢化社会が進むにつれ、在宅医療の必要性が注目されるようになり、
【訪問看護師】として働くことを検討する看護師も多くなりました。
訪問看護師になりたいという方のために、訪問看護の仕事内容や1日のスケジュール、
訪問看護師になるために必要なことについて紹介します。
訪問看護について、こちらの記事でも紹介しておりますので、是非お読みください。
訪問看護の業務内容について
訪問看護師は、訪問看護ステーションから直接利用者の自宅へ訪問します。
利用者宅では、主治医の指示に従い必要な健康観察や医療処置、日常生活の介助を行います。
以下、1例ではありますが、訪問看護師の業務について紹介します。
■健康状態の管理
■医療処置
■利用者や家族の精神的ケア・生活支援
■医療機関との調整
■家族の支援、相談
■認知症,精神疾患のケア
■ターミナルケア
■リハビリテーション
■計画書、報告書の作成
訪問看護でのサービス内容は、ご利用者様の日々の健康管理からターミナルケアまで幅広いです。
行う医療ケア自体は、他の業界とも大きく変わりはありません。
そのケアを実施する場所がご利用者様のご自宅ということや、ご本人様だけでなく、
ご家族の方やご本人様の関係者とも関わることが多くなることが、特徴の一つといえます。
訪問看護師に必要な能力について、こちらの記事でも紹介していますのでお読みください。
夜勤や休日について
各ステーションによって多少の違いはありますが、残業は比較的少ない業界です。
また夜勤がないステーションが多いため、
業務後のプライベートの時間を確保しやすく、ワークライフバランスが整います。
オンコール対応のある訪問看護ステーションがほとんどですが、自分1人で毎日対応するわけではないので、仕事とプライベートの両立が可能です。
365日対応しているステーションでなければ、休日を土日祝日に設定していることが多いです。
病棟勤務との違い
【1対1で時間をかけて看護ケアを行うことができる】という点が、訪問看護の特徴です。
30分,60分と決まった時間の中で、目の前のご利用者様にしっかり向き合うことができる。
これが、病棟勤務との違いとして大きなものでしょう。
また限られた資源の中で看護ケアを実施するという点も、病棟勤務との違いです。
ケアを行うのはご利用者様のご自宅となりますので、
その自宅環境内の状況に合わせて看護ケアを実施します。
ご本人様に対するアセスメントだけでなく、より踏み込んだ、生活環境や住居のアセスメントも必要になります。
【1人のかたとしっかり向き合う】
【暮らしを支える】
そんな要素が訪問看護にはありますね！
訪問看護師の1日の業務スケジュールとは
勤務時間や体系は各訪問看護師テーションによって様々ですが、行う業務自体には大きな差はないでしょう。
ここでは【おうちのカンゴ】の1日の業務スケジュールを例に紹介いたします。
■8:45~9:00：出勤,ミーティング
朝出勤し、着替えとその日の訪問のスケジュール、ご利用者様の情報をチェックします。
複数のスタッフが同一のご利用者様に介入している場合は、スタッフ間での情報共有を行います。
また状況に合わせて、関係医療機関やご利用者様の担当ケアマネジャーへの連絡も行います。
訪問業務自体は1人で行うことが多いですが、チームで力を合わせて良いサービスを作っていくことが大事ですね。
■9:00~：訪問
訪問看護ステーションの移動は、自動車か自転車のことが多いです(おうちのカンゴは電動自転車での移動となります)。
意外とこの移動時間が、いい気分転換になることが多いです。適度な良い運動にもなり、
心身ともにリフレッシュできますね。大体午前中に2~3件のお宅を訪問します。
■12:00：お昼休憩
皆それぞれ、ステーションで自前のお弁当を広げる人もいれば、
近くのお店でランチする人もいます。
訪問看護ステーションで働いていると、近隣エリアのお店に詳しくなるので、
地域グルメを楽しむのも良いかもしれません。
■13:00~：訪問
【訪問看護は1人で行うから不安】というかたも少なくないと思います。
しかし実際には、ステーションのスタッフや関連医療機関との連携体制は整っているので、
何か困ったことがあれば基本的に相談できる仕組みが整っています。すぐに先輩や所長に電話OKです。
目の前のご利用者様にしっかり向き合うことができますね！
午後も大体3件程度、お宅を訪問します。
■17:00：記録作業
訪問が終われば、事務所に帰って記録作業を行います。
おうちのカンゴでは、会社支給のスマホ、事務所のPC、ご自身のスマホ、ご自身のPC、
どんな媒体でも記録可能です。訪問の隙間時間にも記載可能なので、効率よく記録作業がすすみます。
■17:45：終業
基本的には残業に追われることもなく、それぞれ自分の時間を大切に使えます。
「できるだけ早く帰りましょう」がおうちのカンゴの文化です。
訪問看護業界全体的に、残業は少ない傾向にあります。
写真付きで訪問看護の1日の業務についても紹介しております。
訪問看護師になるために必要なこと
訪問看護師になるためには、正看護師資格または准看護師資格の保有が必須です。
その他には必須な資格等はございません。
是非訪問看護や在宅医療に少しでも興味がある方は、
訪問看護ステーションに問い合わせしてみましょう。
【訪問看護って看護師歴長くないとできない？】
【なんとなくベテラン揃いのイメージがある？】
そのように思われる方も多いですが、近年では訪問看護ステーションも増え教育体制も整ってきていますので、訪問看護未経験の方でも安心して業務に取り組める環境が整ってきています。
おうちのカンゴについて
おうちのカンゴは、東京都23区内中心に12拠点ある訪問看護ステーションです！
入社するスタッフの7割以上は【訪問看護未経験者】です。
ですので《ゼロから訪問看護を学んでいく》という訪問看護未経験の看護師の気持ちを、
人一倍理解できるスタッフがたくさんいます。
【訪問看護興味あるけど、不安も多い】
そんな人も安心して働き、そして活躍できる環境です。
【訪問看護ってどんな世界なんだろうなぁ】
【実際どんな人たちが働いているんだろう】
ご興味ある方は、是非お気軽にお問い合わせいただけたらと思います！
残業はほぼなく、自分のライフスタイルに合わせた働き方の選択が可能です。
また研修制度も整えており、看護師としてバリバリスキルアップしたい方向けに、
特定行為研修の受講支援を行なっています。
自分のペースで働きたい人にも、
スキルアップ、キャリアアップ思考の方にも相性の良い環境です。
カジュアルに参加できる、
無料のオンライン会社説明会と支所現地の見学会も随時実施しておりますので、
お気軽にお問い合わせください。
おうちのカンゴについてはこちら。
